薬剤師の働き方について調べてみた

日本調剤をはじめ、変化する医療業界における薬剤師の働き方について調べてみました。

大手調剤薬局の労働環境

薬剤師の役割

投稿日:2017年10月25日 更新日:

薬剤師が果たしている役割はとても重要なもので、現代の医療体制を根本から支えています。
しかし薬剤師に絡む不正な問題が出てくることもあり、その中の1つが処方箋付け替え不正になります。

処方箋付け替え不正というのは、Aさんという患者がA´薬局に処方せんを持ち込んだ場合、処方箋を受けたA´薬局で保険請求をするのではなくてB´調剤薬局から保険請求をするというものです。
一般的には同じグループに属している店舗間で処方箋の付け替えをすることが多いのが特徴で不正を起こして報道されるに至っているケースもあります。

このような不正を行う背景としては、2016年度の診断報酬改定で処方箋受付回数が月に4万回を超えるグループのうち特定医療機関からの処方箋集中率が95%以上の場合調剤基本料が下がる、という条件が設定されたことが考えられます。
例えばチェーン展開している調剤薬局の場合は、処方せんの集中率を減少させるためにあえて処方箋付け替え不正を行い調剤基本料の減少を防ぐところもあるでしょう。

このような不正がクローズアップされていますが、本来薬剤師が行うべき役割というのは薬の専門家として調剤・服薬指導等を行い国民の健康的な生活を確保することです。
調剤薬局内や場合によっては在宅医療の現場において、医薬品を必要としている患者さんに対して調剤をしたり、薬に関する指導・健康相談などをすることこそ果たすべき役割です。
もちろん大半の薬剤師はこれらの役割を全うしており、多様化してきた調剤薬局や医療界の変化に対応しています。

薬剤師の役割といえば調剤薬局における処方せんに基づいた調剤とそれに関する案内、というイメージが強いですが、近頃は地域密着型の調剤薬局が増えていることもあり、そのエリアに住んでいる人たちの健康相談を受けたり、事細かな対応にも応じているのが現状でしょう。

こういった役割を果たすためには、薬学に関する知識の向上は必要不可欠です。
医薬品の種類は常に新しくなり進化しているため、積極的に医療知識の吸収をしなくてはいけませんし、在宅医療に乗り出す際にはこれまで経験しなかったことについて学ばなくてはなりません。

単純に調剤をするのみならず、患者さんに最も近いところで接して、悩み事を解決することも大切な役割となっています。
医療改革により薬剤師の存在感が増した今、服薬指導やそれぞれの患者さんの状態の確認とフィードバック、医療関係者との連携など、従来の役割を超えたいろいろな場での活躍が求められています。

-大手調剤薬局の労働環境

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